第23節

2016年12月3日(土)/15:00試合開始/仙台市青葉体育館/観客821人
1
0
2
3
1
1

 
 
永村八一:30分

06分:中井健介
10分:室田祐希
 
35分:オウンゴール

背番号
選手名
PS
先発
1
佐々木智昭
GK
 
4
南本晶
FP
8
三島光太郎
FP
9
永村八一
FP
10
狩野新
FP
11
井上卓
FP
13
堀内迪弥
FP
14
内野脩麻
FP
17
田口友也
FP
18
藤山翔太
FP
23
矢澤大夢
GK
24
松木裕功
FP
 
背番号
選手名
PS
先発
2
日根野谷建
FP
4
瀬戸真司
FP
6
本田真琉虎洲
FP
8
滝田学
FP
11
室田祐希
FP
12
小野寺優介
GK
13
中井健介
FP
16
篠崎隆樹
FP
17
水谷祐紀
GK
 
19
宮崎貴史
FP
20
原辰介
FP
25
新倉康明
FP

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第23節
ヴォスクオーレ仙台戦 ハイライト動画

【マッチレポート】

「前半戦」

 ホームの声援を受け、積極的に町田ゴールへと向かう仙台だったが、最初の決定機を作ったのは町田。室田祐希からのスルーパスを受けた日根野谷が左足シュートを放つ。仙台ゴレイロ矢澤大夢が懸命に伸ばした左足の横を通り過ぎ、ボールは仙台ゴールへと向かうが、惜しくもポストに弾き返されてしまう。

 5分58秒、町田らしいゴールシーンが生まれる。町田陣内滝田学からのキックインからゴールシーンが生まれるまでの合計時間は26秒。滝田、原辰介、篠崎隆樹、中井健介がボールを繋ぎながら仙台ゴールへと向かっていく。プレッシャーをかけ、ボールを奪いに来る仙台。しかし、ボールは奪われることなく移動を続ける。そして、フィニッシュは中井健介の右足だ。右サイド滝田からのボールに中央ゴール前で合わせたスピードスターのシュートが仙台ネットに突き刺さった。【仙台0−1町田】 <5分58秒:中井健介>

 10分、今度は室田祐希が魅せる。仙台陣内でボールを奪った室田が得意のドリブルで仕掛ける。最終ディフェンスラインのディフェンダーを鋭い切り返しでかわした後、ゴレイロの位置を冷静に観た室田の緩やかなシュートが仙台ゴールに吸い込まれていく。【仙台0−2町田】 <9分48秒:室田祐希>


 その後も町田はビッグチャンスを作り続けた。仙台選手の蓄積したファールにより手に入れた合計2回の第2PKはその代名詞だ。
 いずれの第2PKもキッカーは名手篠崎隆樹。しかし、ゴレイロ矢澤大夢がゴールを許さない。

 多くの観戦者は、「第2PK」というリスタートに関してのゴール成功率が高いと考えているかもしれない。もしかすると、「入れて当然」とまで思っている人もいるのではないだろうか? だが、現実は違う。長くフットサルを見続けている人であればあるほど、誰もが認める素晴らしいキッカーたちが、シュートを打った後、時にはうつむき、時には天を見上げ、悔しさを噛みしめながら次のプレーへと切り替え、走り始めた過去のシーンが頭に浮かぶはずだ。「第2PKの難しさ」。改めて、それを深く認識する試合でもあった。

前半スコア【仙台0−2町田】

「後半戦」

 前半終了間際、審判への抗議により、監督のホセフェルナンデスが退場となってしまった仙台。しかし、今試合3回目のゴールシーンを手に入れたのは仙台だった。

 ゴレイロ矢澤から始まった攻撃が、一度も攻撃権を失うことなくゴールシーンを生み出してしまう。仙台選手たちのパスが繋がり続ける。そして、最後は左サイドを突破した内野脩麻からのパスに永村八一が走りこむ。永村へのマーキングを続け、同時にゴール前へと戻った新倉康明だったが、競り勝ったのは永村。残り時間10分、1点差へと詰め寄られてしまう。【仙台1−2町田】 <29分57秒:永村八一>

 勢いに乗る仙台。選手たちは町田陣内から積極的にプレッシングをかけ続け、町田ゴールへと向かってくる。

 次の得点は大きな意味を持つ。ここで、「仙台側の立場」になって考えてみよう。次の得点を奪うことが出来れば同点だ。そうなれば、もちろん手に入れた勢いはその力を増していく。だが、もし失点してしまったら「またも2点差」だ。「ここからだ」という時の失点は精神に大きなダメージを与えてしまう。そして、町田選手たちのボール回しの技術力を考えれば、ボールを手に入れ、ゴールを奪うことは容易ではない。

 35分、大きな意味を持つ「次の得点」を奪ったのは町田だった。公式記録はオウンゴールだ。
 一言にオウンゴールと言っても様々なそれがある。前述の第2PK同様、長くフットサルを観戦している人であれば、この競技でのオウンゴールについての数々のシーンが頭に浮かぶはずだ。
 少し例を挙げてみよう。
(1)純粋なコントロールミス等で自チームのゴールネットを揺らしてしまう。
(2)シュートやパスが守備の選手に当たり、軌道が変わってゴールへと吸い込まれていく。
(3)間接フリーキックがディフェンスに当たった後、ネットに突き刺さる。(どんなに素晴らしいシュートでも、間接フリーキックからの直接ゴールは生まれない)
 上記は一例だが、今試合での3点目はどういったオウンゴールだったのか?

  仙台のコーナーキックからのボールを奪った中井がカウンターを仕掛ける。左サイド、中井からのボールを受けた滝田は、右サイドを懸命に駆け上がり、最後はゴール前中央へと滑り込んだ瀬戸真司へとボールをフィードする。「それを阻止しようと戻ったディフェンダーの足に当たったボールがネットを揺らしてしまう」というゴールだ。

 確実に「オウンゴール」という公式記録になるゴールシーンだった。しかし、もしもディフェンダーがいなかったとしたら、瀬戸がスコアボードに「3」の数字を点灯させたに違いない。瀬戸の「素晴らしいオフザボールでの動き」あってこそのゴールだったと捉えてしまうのは、私だけだろうか?【仙台1−3町田】 <34分46秒:オウンゴール>

 残り時間3分からパワープレーを敢行する仙台。しかし、滝田、原、本田、中井、小野寺がゴールを許すことなく、2点差のまま試合終了のブザーが鳴り響く。

後半スコア【仙台1−1町田】
合計スコア【仙台1−3町田】


・・・・・

 2016年12月11日(日)第24節名古屋戦。Fリーグ9連覇の王者をホームに迎えての試合は「2対2」の引き分けで幕を閉じた。

 次節の対戦相手はデウソン神戸。今季の対戦成績は1勝1敗とどちらも譲らない結果となっている。
 リーグ戦最後の対戦会場は、ホーム町田市立総合体育館。2016年12月18日(日)、試合後に微笑むのはペスカドーラ町田だ。








「勝て! ペスカドーラ町田」





・・・・・ 第23節を終えた時点での順位等

順位:12チーム中4位
勝ち点:43 − 首位シュライカー大阪(以下大阪):58
*大阪の消化試合数は22試合
勝敗数:14勝1分8敗 − 大阪:19勝1分2敗
総得点数:77点 − 大阪:130点
総失点数:64点 − 大阪:59点
得失点差:+13 − 大阪:+71


写真:橋本健(はしもとたけし)
記事:早川治(はやかわおさむ)
◆オフィスオサム:http://www.officeosamu.com/

















































 
F.LEAGUE SPONSOR