2000年前後から急速に競技人口を伸ばし、現在、日本全国で約280万人のフットサル愛好者がフットサルをプレーしていることを、2009年7月にJFA(日本サッカー協会)が発表しました。さらにJFAは、2016年までにフットサルの競技人口を400万人に伸ばすことを計画しています。フットサルには、それだけのポテンシャルがあるのです。

 2007年9月にFリーグが誕生したことにより、日本のフットサルの環境は激的に変わりました。東北から九州までの8クラブが参加し、ホーム、アウェイ、セントラルの3回戦総当たりの有料試合が行なわれるFリーグの誕生で、日本フットサルの競技レベルは大きな飛躍を遂げました。2009シーズンは、北海道と東京・府中から新たに2クラブが加わり、Fリーグはさらに盛り上がることでしょう。

 しかしながら、Fリーグはフットサルの全国リーグであり、プロリーグではありません。そのため、クラブの環境面の差が、そのまま結果に反映されるという現象が起こっています。その証拠に、2007年と2008年の2シーズン連続でFリーグを優勝しているのは、唯一の完全プロチーム名古屋オーシャンズです。

 我々ペスカドーラ町田に所属する選手達も、フットサルとは別に仕事を持っているアマチュア選手が大半を占めています。選手達は午前中の練習を行なった後、スクールコーチや、会社員、アルバイトなどの仕事を行ない、生計を立てている状況です。幸い、ペスカドーラ町田の選手達は勤務先からご理解とご協力をいただき、フットサルを優先することができています。しかし、あくまで優先であり、専念ではありません。

 仕事をすることにより、賃金以外にも、経験や人脈など得られるものは多々あり、それが、選手の人間的な育成に役立っていると感じることはあります。しかし、仕事をすることで、肉体的、精神的な疲労が選手に蓄積するというデメリットもあるのは事実です。

 選手達に、フットサルのみに専念できる環境を用意することが、強いチームをつくることに直結することは間違いありません。そして、それがクラブの使命であるとも感じています。



 フットサルは人を焚き付ける魅力があり、将来性のあるスポーツだと我々は信じています。しかしながら、メディアにおける露出はまだまだ少なく、さらに100年に一度の不況と言われる経済状況の中、巨大なクラブスポンサーを獲得することは困難な状態です。

 しかし我々は、プロ化という目標を掲げながら、巨大スポンサーが現れるのを手をこまねいて待っているつもりはありません。まずは、選手達の仕事による負担を少しでも軽減するために、「選手パートナーシップ」という制度を立案いたしました。
 簡単に説明させていただきますと、この制度は、皆様に、ペスカドーラ町田というクラブチームではなく、ペスカドーラ町田に所属する選手の個人スポンサーになっていただくという制度です。

 アマチュアながらも、フットサルと仕事の二足の草蛙を履きながら歯を食いしばって日々努力している選手達の“フットサルに懸ける情熱”を応援していただけないでしょうか。
 ペスカドーラ町田には個性豊で人間的にも魅力ある選手が集まっています。その証拠に、試合への出場機会が少ない選手でも個別にファンが付き、その選手が出場した際には、大きな声援を贈っていただいております。これは、選手達がスクールやクリニックなどの参加者の方々と交流する中で獲得した、かけがえのない財産であると感じています。

 同時に、選手達こそが、我々ペスカドーラ町田の財産だとも感じています。

 皆様には、その魅力ある選手達を、選手パートナーシップという形で応援していただきたいと思っております。

 とはいえ、選手の生活費の全てを皆様に負担していただくことは難しいとも考えています。もちろん、そうしていただければありがたいですが、皆様には選手の生活費の一部を負担していただきたいと考えています。

 それにより選手は、例えば、週5回のアルバイトを週3回に減らすことができ、仕事による疲労を軽減できます。さらに、選手の意識の向上、人間的な成長を促すこともできます。我々クラブは、その点にも大きな期待感を抱いております。

 仮に、巨大なスポンサーを獲得でき、チームをプロ化できたとします。しかし、「明日からアナタはプロです」と言われた選手が、いきなり本当のプロフェッショナルになれるかというと、そうではないと思うのです。

 一方で、アマチュアながらも「選手パートナーシップ」を経験した選手は、「お金を貰ってプレーすること」の意味を考えることでしょう。その選手には、自分の夢を応援してくださる皆様に対する感謝と責任という強い感情が必ず芽生えます。「支えてくれる方々のために」という思いが、日々のトレーニングに対する向上心に繋がるでしょうし、仕事としてフットサルをプレーするというプロ意識にも繋がることでしょう。

 「選手パートナーシップ」が、プロ化を目指して歩みを進める我々の、大いなる一歩となることは間違いありません。この一歩を、我々は皆様と一緒に踏み出したいと考えております。

 ペスカドーラ町田に所属する選手達の夢と情熱へのお力添えを是非ともお願いいたします。

















































 
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